こんにちは。
今年の学校も終わり冬休みに突入しました。そこで、前々から心の隅にあったことを自由研究として取り組もうと思います。
その名も、「日本文様を表現するジェネラティブアートを作る」。
ジェネラティブアートとはプログラミング(主にp5.jsやpythonなど)を用いて作られるアートのことで、コンピューター上で作成します。そのため、パソコンにしかできない複雑な計算やランダム性を表現することのできるアートです。
僕は今までランダムノイズから作られる波形を山のように表現したアート作成に挑戦してみたり、ドットをランダムにプロットしてできる作品を作ったりなど、簡単なジェネラティブアート作成に趣味程度に取り組んでいました。
今回の研究テーマのきっかけは、今夏の留学で得た感想がきっかけです。僕は今夏、ドバイに留学に行きましたが、さまざまなところに緻密で美しいアラブの伝統文様が施されていることにとても感動しました。
そこで、日本の伝統文様をよく見ると、同じく、再帰的で数学的に表現できる文様が多くあります。また、日本の伝統文様には、アラブの伝統文様とは異なり、自然現象を表現したり、独特の配色が施されていることが分かります。
そこで、この日本の伝統文様を数学的に表現できるようなアートを作り、無作為に日本風のアートを生成できるようなプログラミングを作ってみたいと思います。(DPアートやアンバサダー活動に使えるかも...なんて思ったり)
今回は自身の研究ジャーナルとしても活用したいと考えているため、まとまった記事ではなく、毎日の経過を記した記事になります。
それでは早速研究に取り組みたいと思います。レッツゴー
1.調査
まず初めに日本の伝統文様についての調査を行いたいと思います。
Google Bardよると、日本の伝統文様とは、「古くから伝わるデザインのうち、一つの文様を連続させて描かれる文様。 織物や工芸品、室内装飾などに用いられ、和柄とも呼ばれる」とのことでした。
一つの文様が連続して並んでいるということは、文様を描画するルーティーンを関数化してfor文で繰り返すことで作れそう。
また、日本の伝統文様は、動植物を模した「動植物文」と、直線や曲線の組み合わせによって出来る「幾何学文」の2種類に大まかに分けられるとのこと。
代表的な伝統文様として、
円を上下4分の1ずつずらして重ねた「七宝つなぎ」
六角形を辺に合わせて並べた「亀甲」
三角形を正六角形になるように組み合わせた「麻の葉」
波のような文様が連なる「青海波」
卍文様を変形させているような「紗綾形」
矢の羽根のようなものを並べた「矢絣」
花のような丸みを持った菱形が並ぶ「菱紋」
などの文様があるそう。
感じたこととして、一つ目はどれもかなり規則的でプログラミングで作れそうだということ。七宝つなぎなどは円をずらして描画するfor文を作ればすぐできそうな予感。二つ目は植物や動物から得た文様を抽象化してパーツ化し、組み合わせているものが多いということ。日本の伝統色もそうであるが、自然に対する親しみや観察眼が古来から優れていたのかなと感じました。
日本の伝統文様について幾つか文献を読み漁る中で、日本の伝統文様を構成する図形に対して現代風のアレンジを加えることで、新たな日本文様を作り出す、という論文が見つかった。(関 悠嗣 (2018). 現代の日本人へ向けた新しい和柄文様の制作. 日本デザイン学会 デザイン学研究. Retrieved 2023,12,26, from https://www.jstage.jst.go.jp/article/jssd/65/0/65_56/_pdf/-char/ja)
そのため、この論文を参考にしつつ、日本の伝統文様をプログラミングによって作り、その図形に対して機械的無作為性を加えてアレンジをするプログラムを作成したいと思います。
2.計画
今回は以下のような手段及びレファレンスを用いたいと思います。
プログラミング言語 : p5.js
エディター : OpenProcessing (https://openprocessing.org/)
使う文献 : 巴山竜来「数学から創るジェネラティブアート」、関悠嗣「現代の日本人へ向けた新しい和柄文様の制作」(APAは省略)
活動記録 : このブログ
↑もはやこれからは相棒と言っても過言ではない本
今日はここら辺までにしておきます。時間があるときに、また記事にしたいと思います。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
